
ケーキ王国 -ティアラとグリルのお話-
それは、フルーツケーキ見習い職人「ティアラ」と「グリル」の一年前のお話。
フルーツケーキ職人を目指す兄弟、「ティアラ」と「グリル」がやって来たのは、ケーキ王国の「フルーツ地区」。ここはフルーツケーキ専門店がたくさん並ぶ激戦区。そんな中に「ダルセントおじさん」が経営するフルーツケーキ専門店「ダルセント・ピース」があります。
さて、地図を片手に「ダルセント・ピース」へ向かっていた「ティアラ」と「グリル」。張り切ってお兄さんの「グリル」が先頭に立ち「ダルセント・ピース」を目指していましたが・・・どうやら道に迷った様子。
「お兄ちゃんっ!ここ何処よぉ~っ?!」
と妹の「ティアラ」は両手で「グリル」のほっぺをぎゅぅ~っとして怒っています。それもそのはず、歩いてる途中に「グリル」の不安そうな顔を見て、「ティアラ」が「道合ってるの?」と何度も聞いたのに、「大丈夫、大丈夫」と言っていたから。それが、ココに来て「グリル」が、「迷ったかも・・・」と言い出したのだからそりゃ「ティアラ」も怒ってしまいます。そして、数分間に渡り「グリル」は、「ティアラ」にほっぺぎゅ~ぎゅ~の刑にされ、日ごろの文句もついでに言いたい放題の言われたのでした。
しばらくし、「ティアラ」の激しい説教を止めに入った通行人。この通行人がダルセントおじさんだったのは、今の二人にとってちょっと恥ずかしいけど懐かしいお話。