
帽子通り
それは、帽子通りのお話。
とある森を抜けると、そこには、帽子がたくさんある場所がありました。通称「帽子通り」と言われるその場所には、帽子の家が点々と建っていて、「帽子の街」のようになっています。
昔の帽子通りは、こんなに賑やかな場所ではなく、小さな帽子屋さんが一軒だけ森の中にある場所でした。しかし、帽子が好きな人達が、どんどんこの場所に住むようになって、今のような賑やかな場所になりました。
そんな帽子通りは、今日もまた賑わいを見せています。帽子通りの「帽子」は、「オシャレで丈夫」ということで、近くの王国の人達や、旅人達にとっても人気です。
さて、帽子大好き「コリンちゃん」が帽子を買いに来ました。「コリンちゃん」は帽子の露店屋さんをウロウロした後、店員さんの「ハーウェン君」に話かけました。
コリン:「これとっ、これとっ、これとっ、これとっ、これとっ、これとっ、これとっ、これとっ、これとっ、コレくださいっ!」
ハーウェン:「はい、では箱にお詰めしますね♪」
コリン:「ううん。全部かぶって帰りますっ!」
「えぇ?!」
そうして、店員さんに手伝ってもらって、帽子を全部かぶせてもらったコリンちゃん
ハーウェン:「お客さんっ? やっぱりこれ無理ですよっ(笑」
コリン「大丈夫ですっ!頑張りますっ!」
ハーウェン「いやぁ~ 頑張っても無理だと思いますよ・・・(笑」
明らかにフラフラ、ガタガタの積まれ方にも関わらず、コリンちゃんは絶対にかぶって帰りたい様子。さて、コリンちゃんは無事かぶって帰ることが出来るのでしょうか?
一方その頃、この露店のオーナー兼帽子職人の「サリカさん」が、お客さんの「ヒヨちゃん」に帽子のコーディネートをしていました。
サリカ:「お客様、いかがですか?」
ヒヨ:「かわいいです・・・ これにしますっ!」
どうやらヒヨちゃんはこの帽子に決めた様子。
そして、サリカさんの左隣にいるのが、とある王国の王子様「ソロファン」。どうやら球根形の帽子が気に入った様子。鏡をじっと見て似合うかどうか確認しているみたいです。
そんなこんなで、今日もまた、お気に入りの帽子を見つけた人達は、幸せそうに帽子通りを後にするのでした。